2次試験で役立つフレームワーク


■私の解法(フレームワーク)の紹介
色々と試行錯誤する中で、最終的にある解法に落ち着きました。
これが全てではありませんが、短時間で頭を整理する上で有効なツールになると思います。
私は特に解答の中で、実施したことと、最終的な効果につながるまでの間について記載ができていませんでした。
だからどうなる?、なぜそうなるのか?という点が書けていなかったのです。
それをこの方法で行うことにより、抜け漏れなく回答を作成できました。
その方法とはFrom to図にして、現状や問われている事をまとめるという方法です。
試験中は表紙の紙を破り、設問毎に横線で区切り線を入れ、縦線を入れることで設問数×3のマス目を作りました。
前提として、試験中には時間がありませんので、キーワードや単語の1文字だけを書いたりして、できるだけ字数を少なく書く事です。
また、過去問の模範解答や、予備校の演習問題の答え合わせをした後に、この図でまとめると自分の中でどの視点が足らなかったかが分かり安いです。

<Fromのマスに書くこと>
・現状についての課題等を書きます。答えの根拠にはなりますが、解答に用いることは少ない情報です。
 現状の強みや弱みを聞かれた場合は、ここにまとめた事を書けます。
・今後の方策について問われている問題は、経営課題を書き添えておきます。
・具体的方策や方策の効果を考える際に経営課題が解決する方策や効果を考えます。

<Fromとtoの間のマスに書くこと>
・具体的対策や、実施したこと等を書きます。
・各情報量は比較的少ないですが、事例Vの具体的対策を問われる問題はたくさん書く場合もあります。
・将来の方策については経営課題を解決する方向で考えます。

<toのマスに書くこと>
・toのマスの一番下には売上や利益の増加、設問分に書かれている最終的な効果等を書きます。
・実施したことと、売上や利益の増加等の最終的な効果をつなぐ論旨を考えます。

説明を読むだけでは、分かりにくいと思いますので近日中にH25年度試験で私が作成した図等を近日中にUPします。


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