2次試験の勉強方法


■2次試験の勉強にあたって
2次試験を勉強をするに当たっては、大手の予備校で勉強することをお勧めします。
私も、最初3年間は独学で頑張ってみましたが、3年目に落ちた時に独学での限界を感じました。
4年目はTACの直前パック(事例T〜Wを各3回+模試1回)を受けたことで、非常にためになり結果合格することができました。
田舎暮らしでも通信教育を受けることができますので、それでとにかく事例問題を多く解き、添削してもらうことが重要です。
また、勉強仲間を極力確保することは非常に重要です。同じ問題を解いて、勉強仲間内で議論を重ねるというのも重要ですし
他の人の解答を見るのも非常に勉強になります。そういう意味でも予備校に通い、他の受講生の解答を見るのが重要です。
予備校にお金がかかるといっても、何年も受験しているとその度に受験費用や公開模試費用がかかり、結局は予備校に行ったのと同じくらいかかってしまいますので、やっぱり予備校が時間的にもコスト的にも優れていると思います。

■それでも独学を目指したい方へ
予備校は金銭的にもかかりますので、どうしても予備校を受けられないという方は以下の勉強方法を試してみてください。
もちろん、予備校に通う方も参考にしていただければと思います。

1.過去問題集の購入
本試験の過去問題集は必須の購入アイテムです。できれば10年分の問題をそろえましょう。
特に事例Wは10年分をひたすら解きまくり、全ての計算問題で間違いなくできるようになれば確実に高得点が狙えます。
過去問を解くにあたり注意点は、過去問の解答例を絶対視してはいけないということです。
予備校の出す模範解答は参考にはなるけどもあくまでも一つの答えとして捉えてください。

2.ふぞろいなシリーズの購入
もうひとつの必須アイテムがふぞろいなシリーズです。この本を購入して以下の点を中心に得てください。
(1)過去問をやってみた上で、自分の解答と他の受験生の解答を比べて、自分に足りない視点を得る。
   ※これは予備校の模範解答だけで勉強しては決して得られない事です。このような解答もありなんだという気持ちで見てください。

(2)合格者の勉強方法や解法を参考にする。
   ※合格者は各自それぞれの勉強方法や解法を持っています。それが書かれており、勉強方法や問題の解き方に非常に参考になります。
   ※時間に余裕があればできるだけ多くの年度で学習する事をお勧めします。
 


3.キーワード集の作成
2次試験を行うにあたって、考えとなる切り口や、具体的方策案がすぐ出てくることが重要です。
そのためには、キーワード集を作って覚えておくと便利です。
以下にキーワード集を載せておきますので、ご活用ください。
2次試験キーワード集

4.気づき集の作成
過去問を解いたり、ふぞろいのシリーズで他の受験生が言っている事を、気づき集にまとめます。
特に自分に足りていないと思う点については、日ごろから繰り返し見るようにしてください。
以下に気づき集を載せておきますので、ご活用ください。
2次試験気づき集

5.勉強方法の方向性
これまで、色々なものを参考にしてきた中で、勉強方法についてまとめたものを載せておきます。
全てをやりきることはできませんでしたが、役立つものが多いと思いますので少しずつ試してみてください。
勉強方法の方向性


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